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脳腫瘍 

※検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。詳しくは、各施設でご確認ください。

  • MRI

フレンチ・ブルドック 去勢雄・8歳・14.78kg

数日前から震え、流涎、失禁、後肢の突っ張りが見られた。
2週間ほど前から後肢が震えていた→レントゲンで脊椎症(+)痛みどめPOしていた
その後、寝ている時に震えだす、流涎、失禁 、後肢の突っ張りが見られた。

【所見】
頭部MRI検査では、右側・扁桃体を中心に、前頭葉~後頭葉まで広がる占拠性病変を認める【黄色丸】。病変は最大 体軸32.0×横幅21.0×縦幅24.5mm、T2強調画像で高信号を示し、造影増強は乏しい。
病変は炎症/梗塞等の可能性は否定できないものの、犬種や症状を考慮すると神経膠腫等の腫瘍性病変を第1に疑う。
病変により、視床間橋~中脳は圧排され、小脳テント切痕ヘルニアを呈す【黄色矢頭】。
また、脳溝は非常に不明瞭であり、脳圧亢進が示唆される。

【検査実施内容】※表記は全て税込価格です。

・MRI検査(1部位) 91,300円
・MRI造影検査(1部位,10kg未満) 18,700円
・脳圧降下剤(20kg未満)3,300円
・レベチラセタム注 2,200円
・酸素室(10kg未満)  3,850円

119,350円(税込)

【検査画像】

背断像  T2強調画像

横断像  T2強調画像

横断像  造影後T1強調画像

矢状断像(正中)  T2強調画像