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鼓室内リンパ腫の脳神経浸潤

※検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。詳しくは、各施設でご確認ください。

  • MRI

雑種猫 10歳・避妊雌・4.7kg

□□□□ 経過 □□□□
突然大声で鳴いた後動けず、ふらつくようになった。同時期に水平眼振、右捻転斜頸、瞳孔不同、嘔吐等の症状が見られた。

□□□□ 画像所見 □□□□
右側鼓室内に、T2強調画像/FLAIR画像で等〜高信号、T1強調画像で等信号、造影剤により増強を示す病変を認める【青矢頭】。
病変と接する右蝸牛および前庭蝸牛神経、顔面神経には造影増強を認め、上記病変の波及を疑う。
左側にも類似した所見を認めるが、造影増強はごく一部であり、中耳粘膜の肥厚および液体貯留が主体と思われる。

□□□□ 病理 □□□□
オトスコープによる細胞診の結果、リンパ腫と診断された。

【検査実施内容】※表記は全て税込価格です。

・MRI検査(1部位、10kg 未満) 88,000円
・MRI造影検査(10kg未満) 12,100円
・脳脊髄液検査 12,100円
・採材 5,500円
・点滴処置(20kg未満) 1,650円

119,350円(税込)

【検査画像】

【MR画像】横断像 T2強調画像

【MR画像】横断像 造影後T1強調画像

【MR画像】横断像 造影後T1強調画像