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腰部脊髄梗塞

※検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。詳しくは、各施設でご確認ください。

  • MRI

甲斐犬 未去勢雄 8歳 17.6kg

□□□□ 主訴 □□□□
突然鳴いた後から両後肢不全麻痺となった。

□□□□ 神経学検査□□□□
姿勢:座位
歩様:両後肢不全麻痺
姿勢反応:両側後肢低下〜消失(左右差なし)
脊髄反射:両側膝蓋腱反射 正常〜亢進  両側後肢引っ込め反射 消失〜低下
→脊髄第3分節および第4分節の病変が疑われた。

□□□□ 画像所見 (発症から約18時間後に撮像)□□□□
L4椎体レベルの脊髄左側にT2強調画像で高信号を示し、僅かに増強効果を示す所見が見られる。
拡散強調画像で高信号、ADC-mapで拡散低下が示唆されることから急性期の脊髄梗塞が疑われた。


□□□□ 予後 □□□□
無治療にて経過観察し、発症後10日でふらつきながらも歩行可能になった。
その後、左後肢の姿勢反応低下はやや残るものの通常通りの歩様になった。

▼「脊髄梗塞」についてはこちらをご覧ください。
https://camic.jp/column/23_202305/

【検査実施内容】※表記は全て税込価格です。

・MRI検査(1部位、20kg 未満) 91,300円
・MRI造影検査(20kg未満) 18,700円
・MRI部位追加(1部位、20kg 未満) 16,500円

126,500円(税込)

【検査画像】

【MR画像】矢状断像 T2強調画像

【MR画像】矢状断像 拡散強調画像

【MR画像】横断像 L4椎体レベル T2強調画像