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腹膜横隔膜心嚢膜ヘルニア

※検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。詳しくは、各施設でご確認ください。

  • CT

雑種猫 未去勢雄・6ヶ月・4.2kg

【主訴】

去勢手術前のレントゲン検査で肺の異常を認めた。

【所見】

胸部CT検査では、横隔膜心嚢膜ヘルニアを疑う所見を認める。
ヘルニア内容物は肝臓と思われ、中肝静脈へと繋がる血管と左肝静脈へと繋がる血管が連続していることから、内側右葉および内側左葉が疑われる(腹腔内においても内側左葉以外の肝葉が確認できるため他の肝葉の可能性も考えられる)。
胸腔内へ脱出した肝臓により心臓は左頭側へ圧排変位している。
また逸脱した肝臓と後大静脈は密接している(癒着も疑われる)。
左右肺実質の一部はX線不透過性が亢進しており、含気不良や繊維化が疑われる 前縦隔領域に胸腺を認める。

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【統計】
犬・猫どちらにも見られる先天性心膜疾患で、胚の発育異常によって生じると考えられています。当施設での過去3年間の統計を見てみると犬13頭、猫14頭でした。
当施設に来る症例で多いのは「避妊・去勢手術前のレントゲン検査で偶然見つかった」という無症状のケースですが、咳・呼吸が速いなどの呼吸器症状がある場合、嘔吐など消化器症状がある場合などがありました。
逸脱する臓器で多いのが肝臓と言われておりますが当施設においても肝臓だけの場合や腹腔内脂肪も同時に逸脱しているケースがほとんどでした。その他には、胃や消化管、脾臓が逸脱しているものもありました。
腹膜横隔膜心嚢膜ヘルニアのCT画像では、「逸脱した臓器種類とその大きさ」「周囲肺実質の状態」「胸水・心嚢水貯留などの有無」「その他奇形の有無」などの評価が行えます。

【検査実施内容】※表記は全て税込価格です。

※以下の金額はキャミック練馬で検査を受けた場合の検査料金です。
 検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。
 詳しくは、各施設でご確認ください。

・CT 検査(1 部位、10kg 未満) 38,500 円
・CT 追加検査(1 回まで) 17,600 円
・CT 追加検査(2 回以降) 8,800 円
・CT 造影検査(10kg 未満) 24,200円
・点滴処置(10kg 未満) 1,100 円
・酸素室10kg 未満(60 分) 2,200 円

92,400円(税込)

【検査画像】

【CT画像】矢状断像(右寄り) 造影後 門脈相

【CT画像】背断像 造影後 門脈相

【CT画像】矢状断像 造影後 門脈相

【CT画像】矢状断像(左寄り) 造影後 門脈相

【CT画像】背断像 造影後 門脈相

【CT画像】横断像 造影後 門脈相

【CT画像】背断像 肺条件

【CT画像】横断像 肺条件

【CT画像】横断像 肺条件

【CT画像】矢状断像 造影後 門脈相