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査症例・金目安

当施設で検査を行った実例と料金目安をご確認いただけます。
※検査を受ける施設・検査内容・オプション・ペットの体重などにより料金は変動します。
詳しくは、各施設でご確認ください。

大動脈血栓症

柴犬 13歳 避妊雌 体重12.0kg

□□□□ 主訴 □□□□
急性の腰痛、後肢不全麻痺

□□□□ 神経学検査□□□□
姿勢:座位
歩様:起立/歩行不可
姿勢反応:前肢正常 後肢低下(CP:0、踏み直り/跳び直り:1)
脊髄反射:会陰反射やや低下
触診:左右後肢端やや冷感 大腿部は温感あるも股圧触知わずか

急性膵炎

T.プードル 10歳・去勢雄・体重3.9kg

□□□□ 主訴 □□□□
急性膵炎

□□□□ 経過 □□□□
膵炎治療中に肝酵素の上昇がみられた。

右胃静脈–横隔静脈シャント

ミックスドック 3歳・去勢雄・体重3.24kg

□□□□ 経過 □□□□
1歳時に、徘徊・流涎が見られ、MRIを実施したが特異所見は認められず。
シャント血管の位置確認のためのCT検査

肝臓腫瘍

チワワ 13歳・避妊雌・体重4.35kg

□□□□ 主訴 □□□□
肝臓腫瘤

□□□□ 経過 □□□□
検診時の血液検査にて肝数値上昇、追加超音波検査にて肝臓腫瘤がみつかった。

脂肪腫

雑種猫 避妊雌・11歳・体重6.15kg

□□□□ 脂肪腫 □□□□
脂肪腫は、CT画像において、通常の脂肪組織と境界不明瞭なものもありますが、多くは辺縁に被膜構造があり、内部は造影剤により増強されない腫瘤として認められます。

通常の皮下領域に出来る脂肪腫は飼い主さんが気づき心配されるケースは多いものの、良性腫瘤で深刻化することは少ないと思います。しかし、巨大化して生活に支障をきたしたり、筋間/浸潤性脂肪腫の様に痛みを伴うことにより摘出したり、時には断脚の検討が必要となるケースもあると思います。

検査をご紹介頂く中でも・脂肪腫の手術を検討しているため精査というケースや、腫瘤があるがFNAで脂肪組織しか採れなかったため精査・脂肪腫と思ってFNAをしたら、別の腫瘍が疑われたため精査など、様々なケースがあります。

2020年にCT検査を実施した中で、脂肪腫を疑ってope前検査としての症例は3件、何かの腫瘤を疑い、脂肪腫だった症例は8件、脂肪腫に別の腫瘍が混在した症例は1件、偶発的に脂肪腫を伴っていた症例は50件以上ありました。
また、発生部位ですが、こんな場所にもできるのかと思う様な稀なケースもありましたので、その一端をご紹介します。

平滑筋腫

ビーグル 去勢雄・11歳・体重8.26kg

□□□□ 平滑筋腫 □□□□
腹腔内腫瘤を主訴にCT検査を依頼される際、時々、非常に重度の低血糖を呈する症例を経験します。低血糖の鑑別には多くの疾患が挙げられますが、腫瘍に関連する疾患としては、主にインスリノーマと膵外腫瘍の2つが挙げられ、キャミックでもインスリノーマの症例を比較的多く経験します。膵外腫瘍では、巨大な腫瘍による消費の亢進(肝細胞癌やリンパ腫など)と、インスリン様物質を産生する腫瘍に分けられます。