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ットの病気と検査

ペットの様子がいつもと違う、もしくは痛そう・苦しそうなそぶりを見せたら、
それは身体に異変が起きているというサインです。
そのままにせずに、かかりつけの動物病院へご相談ください。

門脈体循環シャント(門脈体循環短絡症)

シャント

【おもな症状】

1. 消化器症状(嘔吐・下痢など)
2. 神経症状(よだれが多い・発作・痴呆症状など)
3. 発育不全(体が小さい)や体重減少
4. 毛艶が悪くなる
など

【好発品種】

肝外シャント(肝臓の外で血管が枝分かれしている)はヨークシャーテリア・ミニチュアシュナウザー・マルチーズ・ミニチュアダックスフント等の小型犬と猫で多く、肝内シャント(肝臓の中で血管が枝分かれしている)はレトリバー・アイリッシュセター・アイリッシュウルフハウンド等の大型犬に多いと言われています。

てんかん

てんかん

【おもな症状】

①. よだれや嘔吐
②. 四肢が突っ張る(強直性けいれん)・バタバタさせる(間代性けいれん)
③. 全身あるいは体の一部が震える(振戦)
④. 意識がない(意識喪失)
⑤. 失禁
⑥. 体の一部がピクピク動く(ミオクローヌス)
⑦. 口で虫を捉えるような動きをする(フライバイティング)(複雑部分発作)
⑧. 自分の尾を追いかけてくるくる回る(テイルチェイシング)(複雑部分発作)
これらの症状が数分間、連続して複数みられることもあれば、どれか一つだけがみられる
場合もあり、症状は多岐にわたります。
*症状の中にはてんかん以外でみられるものもあります。詳しくは獣医師にお尋ねください

【好発品種】

M.ダックスフント、ビーグル、ゴールデン・レトリーバー、シェルティ、ラブラドール・レトリーバー、シベリアンハスキー、キャバリア など

脳腫瘍

脳腫瘍_2_2

【おもな症状】

腫瘍の大きさや発生部位により症状は様々ですが、以下の症状がみられることがあります。
1. けいれん
2. 歩様のふらつき
3. ぼーっとしている。呼びかけに反応しない。寝てばかりいる(意識障害)
4. 同じ所をぐるぐる回っている(旋回運動)
5. 首が傾いている(斜頸)・目が横あるいは縦に揺れている(眼振)
6. 怒りっぽくなった(性格の変化)
7. 視力消失 など
*上記の症状は脳腫瘍に特有のものではありません。脳炎や脳梗塞などでみられることも
あります。

【好発品種】

G.レトリーバー、雑種犬、シェットランド・シープドッグ、W.コーギー、フレンチブルドッグ、シーズー、L.レトリーバー など

椎間板ヘルニア

【おもな症状】

突然、発症することもある!

椎間板ヘルニアの症状はいろいろです。痛みだけのこともあれば、後ろ足が立たなくなる麻痺が起きることもあります。 これらの症状が突然起きることもあれば、徐々に悪化することもあります。

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□症状□
1,抱いたときキャンとないた(痛み)
2,じっとして震えている(痛み)
3,後ろ足がふらふらしている
4,後ろ足がたたない
5,失禁          
など
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【好発品種】

軟骨異栄養性犬種??

椎間板ヘルニアが特に多いとされている犬種(好発犬種)には、軟骨異栄養性犬種というものがあります。この犬種は、年齢に関係なく、ちょっとしたきっかけで椎間板ヘルニアを発症することが多いです。

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□好発犬種□
M.ダックスフント  ビーグル シー・ズー   ペキニーズ
フレンチ・ブルドッグ
ウェルシュ・コーギー   
など
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